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2018年度【第23回】全日本素人そば打ち名人大会

2018年11月10日(土)福井駅西口「ハピリン」において、第23回目となる「全日本素人そば打ち名人大会」が開催されました。
全国14都道府県16会場から計426名の方が予選に出場し、戦いを勝ち抜いた51名が決勝大会に臨みました。


午前10時半、ハピリンホールにて開会式が始まりました。
主催者、来賓、審査委員長らのあいさつの後、第22回代名人の川野辺名人からトロフィーの返還が行われました。そして、最後に、選手を代表して北海道の加地豪さんと加地幸子さんが宣誓を行い、本大会での健闘を誓いました。


続いて、競技の開始です。
ここで1グループにつき13名、計4グループに分かれてそば打ちを行います。そばは、福井県在来種そば粉800g、つなぎ(小麦粉)200gの1kg打ち、制限時間は30分です。

なお、本大会は、「水回し」、「こね」、「のし」、「切り」といった各工程における技術の高さだけではなく、衛生面、服装、そば打ちに対する意気込み・気迫なども採点上重視しています。
技術を高めるだけでなく精神面も、すなわち、「心・技・体」を併せて鍛える必要があります。ここがそば打ちの奥深いところです。


午後4時、競技が全て終了し、大会の締めくくりとなる表彰式が始まりました。
今年で23回目となる本大会ですが、やはりこのときが一番ドキドキします。第23代の名人は誰のもとに輝くのか、選手の皆さんも緊張している様子です。

望月審査委員長の総評の後、7名の審査委員による厳正な審査の結果決定した入賞者が順に表彰されていきます。

そして、ついに名人の名前が読み上げられます。。。

第23代そば打ち名人は、 茨城県 仲山 徹 さんに決定しました!

仲山新名人、そして準名人以下入賞者の皆さん、このたびはおめでとうございました!そして、惜しくも入賞はならずとも、全力で本大会に臨んでくださった参加者の皆様、本当にお疲れ様でした。

是非、次回の大会では入賞を目指して、また一年間技術に磨きをかけていただければと思います。
次回大会も熱い戦いが繰り広げられることを期待しております。


<第23回全日本素人そば打ち名人大会 入賞者>

名 人  仲山 徹 (茨城県)
準名人  前田 幸彦(京都府)
準名人  林 牧子 (石川県)
優秀賞  渡辺 耕太(北海道)
優秀賞  水口 久雄(富山県)
優秀賞  松本 文男(北海道)
努力賞  仁井谷芳明(広島県)
努力賞  奥田 成子(三重県)
努力賞  鴨井 孝 (埼玉県)
新人賞  渡部 結花(兵庫県)