高校生そば打ち披露・交流会

2017ふくい新そばまつりでは、若者へのそば文化普及のため、名人大会競技後のエキシビションとして「高校生そば打ち披露」を開催しました。

今年は、県内でそば打ちに励む4校の生徒さんに出場いただいたほか、特別出場として、8月に東京で開催された『全国高校生そば打ち選手権』で優勝した北海道幌加内高校の石川さん、第3位になった福井県啓新高校の堀川さんをお招きし、総勢5校13名の高校生にそば打ちを披露してもらいました!

そば打ちは個人出場・団体出場混成とし、そば粉800g・つなぎ(小麦粉)200gの二八1kg打ち、目安時間40分間で行いました。団体は4分ごとに打ち手を交代します。

<高校生そば打ち披露出場者>
【個人披露】
北海道幌加内高校 石川 朋佳(全国高校生そば打ち選手権 個人の部 優勝)
福井県啓新高校 堀川 優香(全国高校生そば打ち選手権 個人の部 第3位)
福井県丸岡高校 武川 郁都
【団体披露】(1組2~4名)
福井県科学技術高校 宮川 晃平、山田 裕介、小川 理菜、松田 美穂子
福井県啓新高校 
山谷 好香、藤田 茜
福井県坂井高校 海老田 龍希、佐藤 直泰、田村 魁都、松岡 由貴

皆さん高校に入ってそば打ちを始めたという方がほとんどで、特に1,2年生の皆さんは慣れない舞台に大変緊張している様子でした。
また、団体戦は個人の技量だけでなく、交代時に即座にそばの状態を見極める判断力や仲間をカバーするチームワークが必要です。焦る気持ちを抑えながら、それでも一生懸命に、集中してそば打ちに取り組んでいました。


 

そば打ち選手権入賞の二人はさすがの技術で、慣れた手つきで手際よくそばを打っていました。高校生とは思えない腕前に、大勢のギャラリーからも驚きと感心の声が上がっていました。

何人かの生徒さんにはインタビューさせてもらいました。皆、緊張はしているけれど、楽しんでそば打ちできているようでした。

最後は出場してくれた皆さんに参加記念品を渡して終了です。生徒さんたちはほっとした表情で、会場からは温かな拍手が盛大に送られました。


ハピリンホールでのそば打ち披露が終わった後は、会場を移動して高校生の「交流会」を行いました。
まずは、そば打ちの勉強をさせてもらおう!ということで、引き続き幌加内高校の石川さんに、今度は生徒の目の前でそば打ちを見せていただきました。

そば打ち披露は舞台上だったので全体の様子しか分かりませんでしたが、ここならそば打ちの各工程をじっくり見学できます。
もちろんただ見るだけなく、実際にそばの様子を触って確かめたり、質問したりしながら、普段良くわからないところ、不安なところをしっかり勉強させてもらえました。石川さんからは、普段の練習で気を付けていることやそば打ちのポイントなどをアドバイスしてもらい、今後の練習でのヒントをもらうことができました。


勉強会のあとは別室に移って意見交換会を行いました。

普段の生活のことや、そば打ちを始めたきっかけ、練習するときに考えていること、心構えなど、自由に言葉を交わしながら交流を深めました。

石川さんの通う幌加内高校はそば打ちが盛んなことで有名で、部活だけでなく、授業にそば打ちの課目があるほどの学校です。
県内に4校あるとはいえ、まだまだ高校生のそば打ちがメジャーとは言えない福井の高校生にとって、石川さんの話は刺激ある話でしたし、全国にこんなに真剣にそば打ちに取り組む仲間がいると勇気づけられたのではないかと思います。

このような交流をきっかけに、福井に新たに芽吹き始めた若者のそば文化が定着し、これからさらに広がっていくことを願っています。