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郷土そばシンポジウム

2017年11月4日(土)、そばまつりが初めてハピリンで開催されることを記念して、特別企画「郷土そばシンポジウム」を初開催しました。
今回のシンポジウムは「郷土そば」という切り口から、昔から福井で愛されてきた「在来種」や、「越前おろしそば」の特徴・魅力を紹介することが目的です。

会場のハピリンホールには、100名を超える多くの方にご来場いただきました。

最初、主催者を代表して宝山会長、そして、コーディネーターとして出席いただいた、伝統食文化研究家の片山虎之介さんから挨拶をいただきました。

挨拶の次は、二人の先生から講演をいただきました。
まずは、信州大学農学部教授の井上直人先生です。井上先生は日本を代表するソバの研究者で、主に在来種のそばの特徴や美味しさについてご説明いただきました。

続いての、福井県立大学・高橋准教授からは、福井のそば粉の特徴、越前おろしそばの機能性などについてご紹介いただきました。

最後は、講師の先生に宝山会長と斉藤副会長を加えてパネルディスカッションです。Q&A形式で、そばの美味しさの秘訣についてそれぞれの見解を述べていただきました。

本シンポジウムをとおして、原料、製粉、そば打ち、ダシなどそれぞれについて美味しさの要因を知ることができました。特に福井独自の原料や食べ方は他の地域に無い、福井の宝物です。
こういったものを大切にしながら、福井のそばをもっと多くの人に知って楽しんでもらえるようにこれからも頑張っていきたいと思います。